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TAICHI FLAGSHIP STOREからのお知らせ

FEATURE
2021.01.20

[TAICHI スタッフレビュー]
vol.4 HJC F70

HJC HELMETS

 
オートバイロードレース最高峰のMoto GPで活躍するライダーも使用する、高い安全性。
MARVELやDCとのコラボレーションなど、国内メーカーにはない独特のデザインやグラフィック。
 
HJCは1992年から現在に至るまで、北米市場で最も支持されるNo.1のヘルメットブランドとしての地位を維持し続けています。
 
 

F70を実際に使用してみました!

 
高い視認性・利便性・快適性を備えた
HJCのNEWツーリングスタンダードモデル【F70】
 
HJCの国内正規販売を行っているアールエスタイチの
直営店【TAICHI FLAGSHIP STORE】ヘルメット担当が
【F70】でツーリングへ行ってきました。
 
今回は下記グラフィックをセレクト。
 
■ HJH194  F70 MAGO  WHITE/BLUE(Lサイズ)
https://www.ec.rs-taichi.com/index.php/hjh194.html
 

 
 

____________________

 
 
12月某日 天候は晴れ。最低気温2℃、最高気温7℃。
【TAICHI FLAGSHIP STORE】から一般道と高速道路を併用し、
和歌山県日高郡由良町の【道の駅 白崎海洋公園】までの往復約250km。
 


使用車両:Kawasaki ZX-6R / Kawasaki Ninja 250SL
 
使用インカム : SENA 50S(後述)
 
TAICHI FLAGSHIP STOREから和歌山県へ入るまでは高速道路を使用。
和歌山県へ入ってからは海沿いの道をのんびり走り、海の見えるカフェでお昼休憩。
 
今回の目的地【道の駅 白崎海洋公園】へ移動、周辺を散策し帰路につきました。



 

____________________

 
 
以下、【F70】のレビューです。
★の数で評価を表しています。(★1で低評価、★5で高評価)
 

重量  ★★★☆☆

 
1,692g(Lサイズの平均的な重さです。)
手に取った感覚だと、少し重く感じます。
しかしながらライディング中は走行風の作用もあってかそれほど重く感じませんでした。
特に男性の場合は重量に起因する疲労は起こりにくいでしょう。
 
 

帽体のサイズ感  ★★★★☆

 

サンバイザー搭載モデルは構造上前後に長くなる傾向があり、
サンバイザー非搭載モデルに比べひとまわり大きくなります。
これは構造上仕方がない点かと思います。
 
 

内装のフィット感/ホールド感  ★★★★☆

 
タイト過ぎず、ハード過ぎない。まさにツーリングモデルといった印象。
スポーツモデルのヘルメットに慣れているユーザーにとってはチークパッドがややゆったりに感じる可能性があります。その場合は厚いチークパッドへの交換がオススメです。
 
 

高速安定性  ★★★★☆

 
公道(~100km/h)での走行では特にブレる印象はありませんでした。
しかし、車線変更時に横を向く場面では、軽微ではあるもののブレてしまう印象。
 
 

静音性  ★★★☆☆

 
一般道では気になりませんでしたが、
高速道路ではやや風切り音がしました。
しかし、インカム通話や音楽を聴くにあたっては影響の無いレベル。
 
※今回使用したインカムはSENA【50S】です。(後述)
 
 

ベンチレーション  ★★★★★


 
口元に2か所、前頭部に2か所、後頭部に2か所ベンチレーションがあり、操作性も良好。(後頭部は常時開放)
口元のベンチレーションから入る外気はシールドとノーズガードの間からヘルメット内部へ入ります。大型のノーズガードが空気の流れをアシストし、サンバイザーやメガネの曇りを軽減します。
 
前頭部から入る外気はライナーと内装の間を抜けていきます。
50~60km/h以上で空気の流れを感じました。
 
 

視界の広さ  ★★★★★

 
大型のアイポート設計。
ほとんどの乗車姿勢で視界確保が容易に。ライディング中は安全確認をスムーズに行うことが可能です。
 
 

遮光性  ★★★★★

 
 

大型のサンバイザー/ノーズガードを搭載。併用することで、太陽光の遮断性能UP。
外からもほとんど顔が見えません。
 
 

お手入れ  ★★★★☆


インナーライナー/チークパッド/チンカーテンは着脱可能。
洗濯ネットを使えば洗濯機でも洗えるため、日々のお手入れも楽々。
 
 

コストパフォーマンス  ★★★★★

 
【F70】はグラスファイバーシェルを採用。
 
エントリーグレードに多く見られるポリカーボネート製のヘルメットは加工が容易なため、低コストで生産が可能です。
しかし弾性率が低いため、一定の強度を出すにはシェルを厚くしなければならないケースが多く、低比強度になる傾向があります。
 
そこで、グラスファイバーのように弾性率の高い素材と複合すれば高比強度の素材となります。
 
※比強度 ・・・ 物質の強さを表す物理量のひとつで、密度あたり引っ張り強さ。比強度が高いほど、軽量且つ強い素材。
 
ポリカーボネートのみで作られたヘルメットに比べ、繊維強化プラスチック(FRP)製のヘルメットは生産コストがかかるため比較的高額なものが多い中、
【F70】は
グラフィックモデル(HJH194 MAGO)  定価32,450円(税込)
ソリッド(単色)モデル(HJH205 SOLID) 定価29,150円(税込)
とリーズナブル。
 
また、曇り止め用のアンチフォグレンズが標準で付属します。
単品で購入する場合、アンチフォグレンズは定価3,080円(税込)です。
これが付属してくれるのは嬉しいポイント。
 
この2点を踏まえるとコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
 
※以下の画像をクリックすると製品ページへ移動します。


 

番外編


今回使用したインカムはSENAのNEWフラッグシップモデル【50S】
【F70】にはスピーカー/マイク/ケーブルのスペースが確保されており、インカムの取り付けが簡単。(すべてのインカムの取り付けを保証するものではありません。)
 


従来より接続が堅牢になった自動最適化通信“MESH2.0”で面倒なペアリングに悩まされる場面も無く快適なツーリングになりました。
 
高音質なHDスピーカーシステムや日本語対応のボイスコマンド機能も搭載。
フラッグシップモデルにふさわしい高機能インカムと言えるでしょう。
 
下記画像をクリックするとSENA公式HPに移動します。

 
 

まとめ

 
総じて、【F70】はコストパフォーマンスに優れたツーリングヘルメットと言えるでしょう。
繊維強化プラスチック(FRP)製のヘルメットが定価30,000円前後で手に入るというのは非常にお得なポイント。
 
大型のアイポートで視界を広く確保しつつ、サンバイザー/ノーズガードで幅広い場面(明るさ/暗さ)に対応できるため、ツーリングだけでなく通勤や通学等、異なる時間帯を走行しなければならない場面でも活躍するヘルメットと考えられます。
 
外からもほとんど顔が見えなくできる点も嬉しいポイント。
 
HJC NEWツーリングスタンダードモデル【F70】
ぜひご検討ください。
 
 
【TAICHI FLAGSHIP STORE】では新規ご購入のHJCヘルメット全モデルのサイズフィッティング(内装調整)が可能です。お気軽にお問合せください。
 
HJCヘルメットフィッティングについては下記バナーよりご覧ください。


 
※車両や乗車姿勢等、外因的な要素によって変化する可能性があります。
また、体感には個人差があり、あらゆる場面での性能や使用感を保証するものではありません。
 
 
▼ 過去のスタッフレビューはこちら
 
https://shop.rs-taichi.co.jp/mg/info/feature/taichi%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%80%90%e7%ac%ac%e4%b8%80%e5%9b%9e%e3%80%91hjc%e3%80%80rpha11/
https://shop.rs-taichi.co.jp/mg/info/feature/%e3%80%90-taichi-%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc-%e3%80%91-vol-2e-heat-%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%89%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%b0/
https://shop.rs-taichi.co.jp/mg/info/feature/%e3%80%90-taichi-%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc-%e3%80%91-vol-3%e3%80%80e-heat-%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%ab/

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