INFORMATION
TAICHI FLAGSHIP STOREからのお知らせ
- FEATURE
- 2020.12.04
[TAICHI スタッフレビュー]
vol.2 e-HEAT アームドショートグローブ
今回はライダーを寒さから守る電熱ウエア【e-HEAT】。
インナージャケット、パーカ、グローブの3種類、全7モデルをラインナップ。
ライディング中の動きを妨げることなく効率よく身体を暖めることができます。
ご好評いただいている【e-HEAT】シリーズから以下をセレクト。
■ RST641 e-HEAT アームドショートグローブ
https://www.ec.rs-taichi.com/index.php/rst641.html
■ RSP057 e-HEAT 7.2V充電器&バッテリーセット
https://www.ec.rs-taichi.com/index.php/rsp056.html
■ RSP056 e-HEAT 7.2V 専用バッテリー用[X(エックス)]ケーブル
https://www.ec.rs-taichi.com/index.php/rsp058.html
なお、今回のツーリングでは
RSU621 e-HEAT インナーパーカ
も使用していますが、こちらのインプレッションは次回の投稿とさせていただきます。
お楽しみに。
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11月某日 天候は晴れ。最低気温8℃、最高気温15℃。
【TAICHI FLAGSHIP STORE】から一般道と高速道路を併用し、
滋賀県高島市【メタセコイヤ並木】までの往復212km。
使用車両:HONDA CB1100EX 2019
こちらの車両にはグリップヒーターが標準装備されているため、e-HEATグローブとグリップヒーターのそれぞれの違いも考察します。
TAICHI FLAGSHIP STOREから一つ目の経由地【白髭神社】へ向かいます。
e-HEATの発熱レベルは3段階(ハイパワー/ノーマル/エコノミー)にて調整が可能。
朝の気温は8℃ 指先が冷えるため、e-HEATグローブの発熱レベルはノーマル。
京都市内を抜ける際に混雑が予想されたため、その区間のみ高速道路を使用しました。
高速道路走行中は体感温度が下がるため、発熱レベルをハイパワーに変更。
特に指先の冷えを感じることはありませんでした。
近江最古といわれる歴史を誇る【白髭神社】へ到着。
琵琶湖の中に大鳥居を構える絶景だけでなく、近年はパワースポットとしても有名です。
交通安全も含んだ「導きの神」とのことなので、ツーリングの安全をお祈りしておきました。
目的地【メタセコイヤ並木】へ向かう前に、お昼休憩。
近くのライダーズカフェへ立ち寄りました。
13時頃になると少し暖かくなり気温は15℃。
電源を切り、走行しました。
お腹も満たされたところで【メタセコイヤ並木】へ。
程よく色づいており、並木道をバイクで走り抜けるのは最高の気分でした。
バイクでの走行後、遊歩道を散策しました。
ここから帰路に着きます。
帰りに再度【白髭神社】へ。
日没にギリギリ間に合い、夕暮れ時の大鳥居を見ることができました。
日没後は朝と同じくらいの気温になったため、発熱レベルをノーマルに変更。
19時30分頃に【TAICHI FLAGSHIP STORE】へ戻って来ました。
e-HEATグローブのレビューの前に
前述の通り、【e-HEATグローブとグリップヒーターの違い】に触れておきます。
■ e-HEATグローブ
専用モバイルバッテリーで使用する場合、使用時間に制限がある。(最大約7時間)
車両接続ケーブルセット(今回の走行では使用していません。)を使用すればバッテリー切れを気にせずに済みますが、車両とライダーをつなぐケーブルがあるため乗り降りの際に脱着が必要です。
グローブ内部の手の甲と指先が発熱するため、冷たい走行風の中でも暖かい。
金属製レバーに触れてもほぼ影響はありません。
■ グリップヒーター
事前準備無しでスイッチだけで使用でき、基本的に使用時間に制限が無い。
コード類が体の周りに無いため、乗り降りがスムーズ。
しかし、
発熱するのは手のひら側のみ。手の甲側は冷たい走行風に冷やされる。
また、定期的に金属製のレバーに触れる指先は冷えやすい。
「いかに手が暖まるか。」という点においてはe-HEATグローブに軍配があがると考えます。
熱源が自身の手から常に離れないことがグリップヒーターとの大きな違いです。
しかしながら、気温の変化が大きい季節の変わり目などの突発的に暖めなければならない場面(冬用グローブの用意が無い等)においてはグリップヒーターに優位性があるでしょう。
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以下、e-HEATグローブのレビューです。
★の数で評価を表しています。(★1で低評価、★5で高評価)
冷えやすい指の周囲と甲の部分に発熱ユニットが配置されています。
ハイパワー/ノーマル/エコノミーの3段階で発熱レベルを変更でき、外気温や巡航速度に応じてフレキシブルに対応できる点は嬉しいところ。
今回の走行では発熱レベル ハイパワー をほとんど使用しませんでした。
さらに気温が下がる時期でもまだ余力がある印象。
いわゆる冬用グローブとほとんど変わらない印象。
レーシンググローブや夏用グローブに比べると生地が分厚いため、クイックな操作はやや難しくなるが、すぐに慣れるレベル。
発熱レベルを抑えれば(エコノミー)最大約7時間使用できるため、今回の走行では問題ありませんでした。
発熱レベルを最大(ハイパワー)で使用すると約3時間30分とやや短くなります。
グローブそのものが冬用グローブとしての性能も持ち合わせているため、外気温にあわせて使用する場面を絞っても良いかもしれません。
バッテリー切れが心配な方は
RSP041 e-HEAT 12V車両接続ケーブルセット
( https://www.ec.rs-taichi.com/rsp041.html )
がオススメです。
グローブはロングカフモデルとショートカフモデルをラインナップ。
給電方法は前述の通り、専用モバイルバッテリーと車両接続ケーブルの2種類。
ショートグローブは手首内側に専用バッテリーを収納できませんが、今回使用した RSP056 e-HEAT 7.2V 専用バッテリー用[X(エックス)]ケーブル を使用すれば、専用モバイルバッテリーでの給電が可能です。
専用モバイルバッテリーはジャケットの内ポケット等に収納します。
ご使用環境にあわせた組み合わせがお選びいただけます。
e-HEATグローブは安心の2年保証。専用モバイルバッテリーもご購入から1年の製品保証付き。
精密部品を含んだ製品のため、これは安心できるポイントである思います。
冬の寒さ対策はライダーにとって悩みのタネのひとつ。
指先の冷えは操作性に大きな影響を及ぼします。
e-HEATグローブは汎用の電熱グローブとは異なり、ライディング時を想定しているため冷えやすい指の周囲と甲の部分に発熱ユニットを配置しています。
手の動きを妨げることなく効率よく暖めることができるため、冬の快適なライディングに役立つでしょう。
快適かつ安全なオートバイライフのためにe-HEATグローブを導入してみてはいかがでしょうか。
※車両や乗車姿勢等、外因的な要素によって変化する可能性があります。
また、体感には個人差があり、あらゆる場面での性能や使用感を保証するものではありません。
▼ 過去のスタッフレビューはこちら
https://shop.rs-taichi.co.jp/mg/info/feature/taichi%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%83%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%80%90%e7%ac%ac%e4%b8%80%e5%9b%9e%e3%80%91hjc%e3%80%80rpha11/